2012年9月5日水曜日

韓国のミサイル能力強化、日本は反対の立場:やむえないだろう

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 日本としては李明博みたいなのがいる国にミサイルは怖い。
 反対するのは至当なことだろう。


朝鮮日報 記事入力 : 2012/09/05 08:03
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/09/05/2012090500405.html

韓国のミサイル能力強化、日本は反対の立場

 韓米間の「ミサイル指針」改正交渉をめぐり、日本が韓国のミサイル能力増強に反対する立場を米国に伝えていたことが、4日までに分かった。

 ソウルの外交消息筋は
 「韓国がミサイルの射程を現在の300キロから800キロ以上まで大幅に伸ばした場合『日本のかなりの領域が韓国のミサイルの射程内に入る』として、日本政府が(射程延長に)否定的な立場を示している」
と語った。
 ソウルから東京までの距離はおよそ1160キロ、ソウルから大阪までの距離はおよそ848キロだ。
 日本が持つ弾道ミサイル技術の水準は、韓半島(朝鮮半島)全域を射程内に収めるほどで、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に転換可能な3段式固体燃料ロケットを保有している。

 日本は、李明博(イ・ミョンバク)大統領が先月10日に独島(日本名:竹島)を訪問して以降、韓国のミサイルの射程・弾頭重量拡大に対する反対の声を特に強めているという。
 韓国のミサイル能力が大幅に強化された場合、独自の対北朝鮮行動などに乗り出しかねないという論理で、日本が米国側を説得しているとされる。 
このため、まとめ段階に来ているといわれる韓米ミサイル交渉が、日本の国会が先月韓国非難決議を採択したことなどの余波を受け、行き詰まっている韓日関係に影響されているのではないか、という懸念が持ち上がっている。




朝鮮日報 記事入力 : 2012/09/23 08:59
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/09/23/2012092300106.html

【記者手帳】頓挫の危機にある戦略兵器配備計画
   
 「JASSM(統合空対地スタンドオフ・ミサイル)クラスの最新長距離空対地ミサイルを海外から購入し、2011年までに配備する計画だ」

 これはおよそ4年前の08年4月、国防部(省に相当)長官が主宰する兵器導入会議後に、防衛事業庁(防事庁)の関係者が発言した内容だ。
 米国のJASSMは、韓国空軍のF15K戦闘機に搭載し最大で370キロ先にある北朝鮮の核施設、ミサイル基地などを精密攻撃できる戦略兵器だ。
 しかしこの長距離ミサイルは、昨年までに配備されるどころか、機種選定など導入作業にすら着手できていない。

 その理由は何か。
 韓国軍当局は、米国ロッキード・マーチン社のJASSMと欧州のタウルス・システムズGmbH社のタウルスKEPD350K(射程500キロ以上)という2種類のミサイルを候補に挙げ、評価を行った。
 その結果、韓国軍内部では、JASSMの方が優勢だった。
 欧州のタウルスKEPD350Kは射程が長く、貫通能力もJASSMの2倍以上で、北朝鮮の地下施設を破壊するには効果的だが、価格が倍以上も高く、予算を30%以上も超過したからだ。

 これにより韓国軍当局は、JASSMに候補を絞り、米国政府の輸出承認を何度も要請した。
 しかし米国側は、数年にわたって韓国側の要請を先延ばしにし、輸出承認を出していない。

 一部からは、米国側が中国や日本など周辺諸国を刺激することを懸念して、韓米ミサイル指針の改正に消極的な姿勢を取っているのと同様、周辺国を意識してJASSMの輸出承認に否定的だ、という指摘も出ている。

 米国が昨年フィンランド向けのJASSM販売を許可しながら、韓国にはまだ輸出承認を出していないという点も、こうした分析を裏付けている。
 防事庁など韓国軍当局は、今月末までに米国の輸出承認が得られない場合、事業そのものが暗礁に乗り上げる可能性があると懸念している。

 長距離空対地ミサイル事業は、2015年に戦時作戦統制権(統制権)が米軍から韓国軍に移行されるのに備え、有事の際の対米依存度を低め、独自の攻撃能力を高めようという趣旨で進められているものだ。
 しかし、韓国軍は米国の動向を眺めるばかりで、何の対策も講じることができずにいる。





【おもしろ韓国】



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